2025年になり1ヶ月が経とうとしてた頃に、グランメゾンパリ見てきました。
平日の仕事終わりに行きましたが映画館も半分くらいは埋まってた。
公開から約1ヶ月経ちますが、まだまだ人気なのですね。
私はグランメゾンファン
私はグランメゾン東京からのグランメゾンファン。
TBSの日曜劇場はお仕事ドラマが多く、グランメゾン東京もその中のひとつ。
お仕事系のドラマは『自分も頑張ろう』という気持ちになる。見終わったときのやる気がみなぎる感じが好きです。
グランメゾン東京をやっていた当時、次の日の月曜に出勤したらみんな『三つ星(OKサイン)』真似してやってた。笑
それだけ周りも見てました。
映画のネタバレ感想

さて感想は、
というのが率直な感想。
劇中音楽も大好きなので、映画館で大音量で聴くことができて感動しました。
尾花が料理を作るときに流れる「ダン!ダン!たらららーららららーたらたらたらたらー」と流れる曲が好き。アガる。(語彙力ゼロ)。
サントラを見たところ「料理に愛された男」という曲名でした。
対して、丹後シェフが作るときに流れる(たぶんそこで流れる…)は「料理を愛する男」という曲。
似ているようで全然意味違うな…こういう曲名にもこだわりがあって好き。
ちなみに、YouTube MUSICや楽天ミュージックでサントラ聞けるので、晩ごはん作りながら聞いたらまるで気持ちは尾花。(作ってるのはただのキムチ鍋なのに。)
映画では、出来上がっていく美しい料理を大きなスクリーンで見ることができて、目にも栄養が入ってくる感じ。
こだわりを感じたのは、やはり調理の場面。
上からのアングルでだんだんと料理が盛り付けられていくシーンや、固定カメラで映りながら尾花が調理をしている場面が倍速で流れていくシーン。
その場面で流れる曲は『料理に愛された男』。
やはりグランメゾンは曲がめちゃくちゃ印象的。
ちなみに、12/29でやってたSPドラマでのお気に入り料理シーンは、京都で尾花と湯浅が盛り付けをしていくシーン。
お皿を下から見た視点のアングルで、湯浅と尾花の連携の取れた盛り付けをお皿視点で見ることができた。(お皿視点ってなに。)
今時ではないけど、分かりにくい尾花の優しさ。韓国シェフのスイーツを食べたときにスカウトを決めた、とのこと。逆に韓国シェフも尾花の料理に感動したと。
実は過去にすでに繋がっていた、みたいな話好きです。
そして、初期メンバー!グランメゾン東京を守ってくれてる〜芹田めちゃくちゃ偉そうなこと言ってる〜
芹田がGakuのエセ関西弁オーナーさんに買収されそうになってたよなぁ。懐かしい。
ただ、やはり映画は詰め込み感もあって、まぁ上映時間があるので多少はしょうがないところはありますが。
私はどちらかというとゼロから成功するまでの過程、というところにおもしろさを感じるタイプですので。
グランメゾン東京のようにメンバーを集めるところから始まり、仕入先の方に料理を食べてもらい納得のもと食材を卸してもらったり、尾花の風評被害でお店の売り上げが厳しくなったらキッチンカーを出して工夫してみたり。
初めは尾花に反発してた人たちも結局は尾花についていく、そして星を取る、という過程を見たいタイプ。
グランメゾンパリは冒頭、パリにて京野が尾花に
「二つ星をキープしたぞ」というところから始まる。
『あぁもうそんな状態なんだ!それまでの過程も見たかったな。』とも思いました。
そして、しょうがないことではありますが、新メンバーがすでに入った状態でのスタート。
どうやってメンバー集めたんだろう…あの関西弁の料理人はどうやって入ったんだろう、っていうのも気になった。
凛子さんが実は肉の卸で働いてたとか。その働くことになる過程や働く姿を見たかった…!
つまり、もう一回ドラマやってくれませんか…お願いします…
と、まぁ色々言いましたが、総じて面白かったので、良し。
めちゃくちゃ満足。
進化がテーマ
映画を通してテーマになってたのが『進化』。
フランス料理は常にその時代を反映させて進化してきた。
グランメゾン東京も平子シェフや湯浅シェフが守っていて、進化していたし。
尾花自身もシェフのみんなと食事をして、フランス食材だけにこだわらないフランス料理を目指し、周りを頼るようになりグランメゾンパリのメニューは進化した。
「まるで多国籍のシェフが働くグランメゾンパリそのものだ。」といったようなセリフがありました。
進化って、変化にとても似てる気がしている。
変化を恐れない気持ちが、進化を生むって感じ?
三つ星とは、旅行をしてでも訪れる価値のあるお店。
ルイ・ブランカンより「三つ星じゃない、四つ星だ」と言われたときの尾花の感情が溢れる感じは、それまでの努力がそうさせている。
誰よりも努力していて、誰よりも自分に厳しいから他人にも厳しい。
新型コロナの問題
映画の中ではコロナの話題が出てました。
凛子さんがコロナにかかり後遺症として味覚障害が残っていたというもの。(最終的には絶対味覚は戻ってきていたとして、尾花は凛子さんをキッチンに戻す。)
多分現実でもこういういったことってあるんだろうな…と。
料理人だけじゃなくて、企業のメニュー開発担当者さんや、お酒を作る杜氏さん、ソムリエさんとか。
コロナが人々に与えた影響ってほんと至る所にあるよな、と考えたり。
実際に料理が食べられるよ
グランメゾンパリで料理監修をされた小林圭シェフは、2020年の「ミシュランガイド フランス」で実際にアジア人初の三つ星を獲得。
銀座にある「Restaurant KEI」では2025年1月16日から期間限定でグランメゾンパリオマージュのメニューを堪能することができます。
映画の世界に入り込んだかのような経験ができますね。
まとめ
「キングダムシリーズ」を手がける脚本の黒岩勉さん、「ラストマイル」を手がける監督の塚原あゆ子さんが、グランメゾン東京であるドラマ版から続投。
大人の熱い青春を見ることができた。
私も負けていられない!
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